小学校で「新しい生活様式かるた」 茨城・笠間市
茨城県笠間市の友部第二小学校が新しい生活様式を楽しく学べる、かるた教材を開発した。厚生労働省が示している「距離をとる」「マスクをする」などの新しい生活様式の要点を、5・7・5に表した。6月8日の学校再開後、朝の会や学級活動の時間に活用している。
感染防止のため、通常のかるたのように大人数で囲んで競うことはしない。16の札が1枚に掲載された紙を各自に配る。
「消毒は かけすぎないで なじませて」という札を先生が読み上げると、生徒は下の句の「なじませて」と書いているところを指で押さえる。
ビンゴゲームにアレンジもできる。全国で改良しながら活用してほしいとしていて、近日中にホームページに掲載してダウンロードできるようにする。
職員らが学校再開に当たって、子どもたちに新しい生活様式を身につけてもらうにはどうすればいいかを考えて作成した。教員からは「特別支援の子どもたちにとても効果的」という声があがっているという。
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