新潟の米袋エコバッグが人気 レジ袋有料化も追い風

小川聡仁
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 米どころ・新潟県南魚沼市のグループが米袋を再利用して作ったエコバッグが人気だ。プラスチック製レジ袋の有料化も始まる中、エコ意識の高まりも追い風になっているようだ。

 エコバッグは、農家が出荷時に詰める紙製の米袋が材料。住民らでつくるグループ・南魚沼米袋研究所が「面白いデザインが多いのに、捨てられるのがもったいない」と2014年から作り始めた。「魚沼米」「コシヒカリ」といった表示をデザインに使用。厚いクラフト紙を三重にした素材とあって、ぬれても破れず、10キロ程度の重さにも耐えられるという。

 今春以降の売れ行きが特に好調で、3~6月は前年の約3倍という月約150枚が売れている。グループ代表の川島亜紀子さん(40)は「見た目のインパクトとエコ意識の高まりが相まって、人気が集まったのでは」と話す。

 市内で使用済みの米袋を集め、10人ほどのメンバーらがミシンで作っている。サイズは大(税込み1600円)と小(同1千円)があり、県内の土産物店やネット通販で買える。詳しくはホームページ(https://minna-niwa.stores.jp/別ウインドウで開きます)で。(小川聡仁)

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